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ECOLE HIBARI ENGLISH HOUSE

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 エコールひばり英語専門教室

2カ月間の速読受講生進捗レポート

2015年10月

エコールひばり英語専門教室 
教務主任 西村美樹

「速読」を導入して約3か月が経過しました。9月2〜3週目に速読受講生のデーターを集め、比較分析したものが以下のレポートとなります。数値データー表と合わせて受講生たちの進捗を是非ご確認/ご覧ください。

1)速読生の2か月間での進捗状況

●読書速度について
<導入時>
(1) 導入時の初回の速度計測では遅い生徒で300文字/分台後半、適度な読書量の生徒で500〜600文字/分台、読書量の多い生徒の速度は909文字/分だった。
(2) 300文字台の生徒は小学生にも高校生にもいたこと、小学生でも700文字台の生徒がいたことは、7月のトレーニング開始以前の普段の読書量が初回読書速度に反映されている(一般的な小学高学年生以上の読書速度は400〜600文字/分。読書量の多い生徒のほうが読書速度は速い)。

<2か月後>
(1) 9月に入りトレーニング後の速度計測は13名全員が1000文字/分を突破。
(2)最も速い生徒で1750文字、一番遅い生徒でも1008文字。
(3) 今月に入ってからはトレーニング前の速度で1000文字を超える生徒が8人。トレーニングの成果は確実に出ており、個人差はあるが受講生全員の読書速度は確実に速くなっている。

トレーニングを毎回同じ文章で行う理由は→「視読」の習得が目標

速読トレーニングでは「視読」能力を習得し伸ばしていくことが読書スピードのアップにつながります。「視読」とは“文章をかたまりで瞬間的に視野に入れ同時に内容を理解する”読み方で、この“かたまり読み”を習得するために同じ文章でトレーニングを続けています。またトレーニング内容には読書速度だけでなく、読解基礎力のトレーニングも組み込まれており、今回速解力ポイントの伸びで夏の速読チャンピオンを決定したのも、内容を理解した上で読書速度がアップしているか計るためです。速読トレーニングでは「視読」に関してご理解をいただき、読書速度だけでなく読書速度進捗表にも記載のある“速解力ポイント”の数値にも着目して頂きたい。

●速解力ポイントについて
(1) 導入時の一回目の計測では小学生のほとんどが200後半から300ポイントでスタート、
(2) 9月までには現時点でほとんどの生徒が最高ポイントで600ポイント以上を記録している。
(3)夏の速読チャンピオンになった小5生のYくんは353ポイントから852ポイントと499ポイントの伸びを記録。9月に入っても800ポイント以上を出しており、今後速読力もより高めるためにトレーニング回数を週2回に増加した。速解力アップには定期的な間隔でのトレーニングの継続と共に、回数もこなすことでよりその能力を高めることが可能と考えられる(因みに現在までの中高生を含んでの読書速度の最高もYくん)。
(4)中高生の導入時の一回目の測定では400〜600ポイントからのスタート。
(5) 9月に入り最高ポイントが1000を2回超えた高校生、3回連続で800ポイント越えをした生徒と既に“視読のコツ”をつかんで数字が大きく伸びている

生徒も見受けられる
(6)一方、400ポイント台でスタートし、600ポイント近くまで2カ月かけて徐々に波なく上がってきた生徒もいるように、伸びのパターンには個人差があること。

一部伸びの少ない生徒はまだ“視読のコツ“が発展途上中で、トレーニングを継続することで”視読のコツ”が解ってくれば確実に伸びてきます。また、速解力ポイントは10問出題中、8問正解でポイントが計算されます。伸びていなくてもポイントが常に記載されているということは、理解しながら読んでいるということなので心配はありません。高校生でも読み急ぎから正解が8問以下でポイントの出ない生徒もいます。トレーニング時の体調やコンディションにも関係してくるので、どんな状態でも安定したポイントが出せるようになるには“トレーニングの継続”や“トレーニング回数の増加”、そして“日常の読書量を増加”が速読上達の必須法であるとご理解ください。

2)速読をより高めるために / 読書の勧め、速解力検定試験の実施

(1) 読書の勧め
  普段の読書量には個人差がありますが、読書量の多い生徒ほど速読力の定着も進みます。速読トレーニングと共に“本を読む習慣”も是非身に付けましょう。毎月何冊読むという目標を経て“幅広いジャンルの作品”を積極的に読み色々な知識を身に付けることを是非心がけて頂きたい。
(2)「速解力検定試験」
  11月は弊校で初の速解力検定(通常6月、11月の年2回)があります。現在速読受講生はすべて受検するようにプログラムに組み込まれており、普段の成果を見せ、速読への意識を高く持つための大切な試験となっています。検定後、級や段の認定者には認定書をお渡しする予定です。尚、本検定の級位や段位は履歴書や内申書などにも記入できる正規の民間資格です。

3)速読英語

9月に入り「速読英語」もスタートしました。英検レベル4級受験準備よりスタート可能です。速読英語トレーニングは毎回違う文章を使い、単語学習や音声学習なども含めた“英文の多読”にポイントをあてたシステムです。「旺文社英検ネットドリル」との併用で英検上位級合格への近道となることは確実です。長文読解が主流の高大学受験や、英検を始めとするTOEIC・TOEFL・IELTSなどの4技能試験でもリーティング力アップ/英文読書スピードアップが高得点への鍵となります。長文読解力のステップアップには速読英語をお薦めします。
 
 導入後2カ月でこのような成果が見られたことで、私自身もこのシステムを導入したことに間違いはなかったと確信しております。 また教室内にある“速読チャレンジボード”で全員の進捗状況が一目で解るので、学年を問わず、生徒たちのよいコミュニケーションツールとなっています。

今後は年2回の検定試験、そして来年の夏は大きなイベントである「速読甲子園」への出場を目標にこれからも受講生は速読トレーニングを継続していきます。
以上


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